シェフの仕事
~取材番外編~

12℃ぐらいの温度帯を使って発酵をコントロールされているウルーウール橋本シェフの「リロンデル1895」についてのお話はいかがだったでしょうか?

以前ママパンで創刊していました「シェフ通信」第15回で取材させていただいた橋本シェフ。
その時以来、久しぶりにお邪魔させていただいたのですが同じ場所で新たな店舗となり、橋本シェフのパンと奥様のお花が店内を素敵な空間に演出されていました。

お店、ガレット・デ・ロワ、畑などについて写真中心に番外編としてまとめさせていただいました。

※「シェフ通信」とは、ママパンとご縁のあるシェフに生い立ちから開業した現在に至るまでのストーリーをまとめた不定期発行の紙面。現在コロナ禍の影響もあり一時休止しております。
取材日はお店がお休みだったのですが、私達の為に沢山のパンを焼いて下さいました。



ウルーウールさんのお店のHPにある詩。

山のなかのお店を訪ねる時間、
おいしいパンを大好きな人や家族と楽しむ時間、
お花と向き合いお部屋に飾る時間、
おいしいものとお花から季節を感じる時間、
おいしいものやお花を大切な人に贈る時間・・・

日常のなかの、さまざまなしあわせな時間を、
パンとお花をとおして過ごしていただけたらと思っています。


お店の扉を開けると、パンとお花の香りが漂って、詩の通り素敵な気持ちにさせてくれます。
橋本シェフと言えば、2017年に国内で開催されたガレット・デ・ロワ コンテストにて優勝され、翌年の2018年フランスで開催されたガレット・デ・ロワ コンテストにて7位入賞されたお方です。
■ガレット・デ・ロワですが、今年はどれぐらいの数をお作りになられるのですか?

予約で300個ぐらいは作る予定です。
毎年、信楽焼の作家さんにお願いしてフェーブを作ってもらっています。
わたしから陶芸作家さんにリクエストすることと言えばその年の干支を入れてもらう。
それ以外はすべてお任せです。
これを目当てでガレット・デ・ロワを購入して下さる方もいらっしゃいます。

※2020年のガレット・デ・ロア(シェフのインスタグラムより)

2021年のガレット・デ・ロワに使われる信楽焼のフェーブ達。

お店の前の小高い丘に「畑を作りたい」とおっしゃっていたのを思い出してインタビュー終了後、シェフに畑を案内してもらいました。
お店で使うハーブなどを作られています。

シェフが作られたハーブガーデン。写真中央の大木は栗の木。

ローズマリー

柚子

お店をオープンさせ、日々パンやお菓子と向き合い、畑を作り、次なる夢は小屋を建ててカフェをする。場所は畑の一番奥の山に面した柚子の木の辺りで。

そのとき「いいなって」感じた感覚を大切に・・・
こだわらないのが、
こだわり。


2018年に取材させていただいた際に印象に残った言葉です。

パン、お菓子、お花、畑など・・・
橋本シェフのライフスタイルは橋本シェフの美学があります。


滋賀県甲賀市にお越しの際は是非「ウルーウール」さんにお立ち寄りください。
■住所
〒520-3305 滋賀県甲賀市甲南町野川1972

■電話
0748-70-2459

■FAX
0748-86-4418

■営業時間
10:00~17:00

■営業日
毎週 水・木・金・土曜日

■HP
http://heureux-heure.net/

■SNS
Facebook
https://www.facebook.com/LaFaireHeureuxHeure

Instagram
https://www.instagram.com/heureux.heure.pan.k/?hl=ja

はじめて行かれる方は、どこで曲がるか悩まれるかもしれません。
曲がる交差点には目印となる小さな看板がございます。

曲がり角の目印はちいさな看板。

細い道に沿って直進いただくと、右手にちいさな看板があります。その角を右折するとお店に到着。




Text&Photo by 井上

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