シェフの仕事
~取材番外編~

いつも笑顔が素敵な山本シェフのセミドライイースト リロンデル1895についてのお話いかがだったでしょうか?
ママパンでシェフにインタビューすることと言えば「ママパンシェフ通信」
この度の取材番外編としてパン職人になるまで~お店オープンに至るまでをまとめさせていただきました。
※「シェフ通信」とは、ママパンとご縁のあるシェフに生い立ちから開業した現在に至るまでのストーリーをまとめた不定期発行の紙面。現在コロナ禍の影響もあり一時休止しております。
■パン職人になるキッカケは?

もともとパンに興味があったわけではなく、パン作りを職にしたのは40歳を過ぎてからなんです。
パン屋になるまでは会社員として香港に10年程勤務していて、いろんなことがありその職を辞めて、実家のある京都に帰って来たんです。 実家に帰ってきたのはいいのですが、仕事をしないわけにはいかないですよね。そんな時、実家の近所の人気のパン屋さん『HAYASHI BAKERY』の求人を見てこの道に。

面接の時には、「昔からパン屋がやりたかったんです!」って嘘言って(笑)
林さんでは10年近く働かせていただきました。



■いつごろから独立をお考えになられたのですか?

何となくいつかは独立したいなと考えながら働いていましたが、実際独立するにあたり決め手になったのは人との出会いですね。

『HAYASHI BAKERY』での修業中、門田君(とび箱パンで有名なPain de Singeのオーナー)と一緒に働いていました。彼は元々設計事務所に勤めていて、3年間修行して地元堺でパン屋をする目標を持っていました。
僕は何となく独立したいなって考えていた時に、門田君が勤めていた設計事務所が今の私のお店mina_mina周辺一帯をリノベーションし、その中に【パン屋】をという計画がある事を教えてもらったんです。
直観的にいいなって思い、ここの大家さんを紹介してもらったんです。

偶然の出会い。
ご縁。

生まれ育った京都において
まったく来たことの無い場所。
普通の街。

直観的にいいなと。



■開業されたのはいつですか?

2013年3月オープンです。今年で8年目。
パンはハード系中心で、イートインスペース(カフェ)ではスペシャリティコーヒーを提供して、スープも作ってご提供するといった感じで始めました。

いざオープンさせてみると、お年寄りや小さなお子さんを連れたお母さんなど、地元のお客様が非常に多く「サンドイッチないの?菓子パンないの?」といったリクエストなどにお答えさせていただきながら、 お客様のニーズに寄り添ったお店に変化しています。
販売する商品のラインナップはその時々で季節感をだしながら、「普通に家庭で食べていただける食事パンを中心」にと言う想いは今もオープン当初から変わっていません。

▲コロナ対策のため、感染源の恐れのあるトングは廃止して、アルコール消毒後、トレーをもって個包装されたパンを手掴みしていただく方法を。

京都駅より大阪方面に1駅行った東海道本線西大路駅より徒歩で約8分の場所にあるmina_minaさん。
昔ながらの長屋の一角をリノベーションされたお洒落な佇まいの建物が目印です。
お近くに行かれた際は是非お立ち寄りください。

■住所
〒600-8863 京都府京都市下京区七条御所ノ内本町83-1

■電話/FAX
075-203-6323

■営業時間
10:00~16:00

■定休日
月曜日・日曜日・祝日
不定休あり(Facebookなどでご確認下さい)

HP
https://www.mi-na-mi-na.com/


■SNS
Facebook:https://www.facebook.com/Mina_mina-124764544366691/

Interview by日仏商事株式会社 相木さん Photo by mamapan 井上

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