日本フランスパン友の会主催クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・ブーランジュリー 2026年日本代表チーム 特別講習会レポート

クープ・デュ・モンド・
ドゥ・ラ・ブーランジュリー

2026年日本代表チーム
特別講習会

2026年5月19日(火)
主催:日本フランスパン友の会
会場:株式会社トクラ大阪

2023年に結成され、2026年1月に行われたクープ・デュ・モンドでベスト4になった日本代表チーム。最後の特別講習会を取材させていただきました。

Demonstrateur2026年日本代表チーム

  • 帝国ホテル東京 二宮 茂彰シェフ

    コーチ

    二宮 茂彰 シェフ
  • 帝国ホテル東京 二宮 茂彰シェフ

    パン部門

    田幡 知照 シェフ
  • 株式会社ドンク 井上 淳子シェフ

    ヴィエノワズリー部門

    井上 淳子 シェフ
  • 合同会社HIJライブラリ代表 澤田 淳一シェフ

    飾りパン部門

    澤田 淳一 シェフ
    https://www.instagram.com/sawada.junichi_hij/
  • 「Coupe du Monde de la Boulangerie
    (クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・ブーランジュリー)」とは


    世界中のパン職人が技術を競い合う“パンのワールドカップ”です。
    1992年に、フランス国家最優秀職人(MOF)の称号を持つクリスチャン・ヴァブレ氏によって創設され、フランス・パリで開催される国際展示会「SIRHA BAKE & SNACK」で行われています。
    大会には世界地区予選を勝ち抜いた 10ケ国の代表チームが出場。
    「バゲット&世界のパン」「ヴィエノワズリー」「飾りパン」の3部門と「グルメパン」を3人1組のチームで競います。
    審査は世界各国の審査員によって行われ、パンの味や美しさ、職人技、創造性に加え手際の良さや衛生管理面なども評価されます。
    この大会は、世界最高レベルのパン技術や最新トレンドを発信する場として知られており、一流のパン職人たちが集まる、製パン業界でも特に権威ある国際コンクールです。

Opening開会の挨拶

  • 開会の挨拶
  • 開会の挨拶-

クープ・デュ・モンド実行委員長/株式会社神戸屋 コーポレートディビジョン プロフェッショナルアドバイザー河上様と弊社取締役副社長、トクラ大阪代表取締役社長 杉江のご挨拶から講習会が開始となりました。
2012年から6大会中5大会はアジア勢が優勝するなど、アジアの影響力が強まっています。
そんな中でクリエイティブな発想、創造性や差別化、さらなる完成度が求められていきます。
また今大会から大会本部の運営体制が変わり、審査方法の変更・SDGs視点での評価項目も追加され、「基本・原点に戻る」ということも大切になる。
「新しさ・原点」それぞれをトータル的に考えないといけないとのお話をいただきました。

Challengeクープ・デュ・モンドに挑戦することについて

  • クープ・デュ・モンドに挑戦することについて
  • クープ・デュ・モンドに挑戦することについて
田幡 知照シェフ
挑戦することは不安にもなると思いますが、自分が成長する為と思って、積極的に挑戦をして欲しい。
繰り返し試作を重ねる中で、今まで自分がやったことの無い製法・使ったことの無い粉を使うなどの、普段の仕事では得られない経験を自然と得られる機会がある。
自分自身の引き出しが増えていくことを実感できた。
日本代表になれると、素晴らしいチーム・コーチとの得難い経験があり、人生の中でもかけがえのない仲間となりますので、ぜひ挑戦していただきたい、そう熱いお言葉をいただきました。
井上 淳子シェフ
2016年の大会をきっかけに参加を考え、仕事をしていく中での目標としてチャレンジしました。
沢山の人に支えられ、協力をしてもらって代表になれたので、多くの人に可能性があるので、ぜひチャレンジして欲しい。
また、国内予選においてヴィエノワズリーの梱包はパンづくりと同じくらい大切。
1次・2次予選は出来上がった作品は郵送となり、届いた状態での審査となるので、崩れたりしないようにすることが大切です。
「パンづくりと同じくらい梱包にも時間をかけて」と教えられ、人の手も借りながら2~3時間かけてしっかりと梱包し、発送元へと自分で運んで作品を提出。
作品を郵送される際の注意点もお教えいただきました。
澤田 淳一シェフ
自分が好きなパンを一生懸命、夢中になれる環境を作っていけたらなと考えて、コンテストにチャレンジし続けている。
ただ単にパンをつくるだけでなく、パン業界での活躍の仕方は様々な形がある。
新しい形、新しいパン屋さんの在り方があると考えて、終わらないチャレンジとしてやっていければと考えている。
「パン屋さんってこんなに面白い仕事なんだ」ともっと多くの方に伝える、「知ってる方には、さらにその魅力・可能性を伝えていけるようにする、と個人店に近い業態・専門学校での勤務経験を含めたお話をいただきました。