SANDWICH

パンに具材をはさむだけ。
シンプルで誰にでも簡単に作れるサンドイッチ。
だから奥が深い。

SANDWICHサンドイッチ

サンドイッチは、朝食やランチなどの普段の食事シーンだけではなく、ピクニックをはじめとするアウトドアでも楽しめる定番のパン料理です。
また、「お好みの材料を挟むだけ」という作りやすさからも、多くの食卓に並ぶ理由として考えられます。
色々と定義はありますが、パンで挟むものもあれば、パンに具材を乗せただけでもオープンサンドと呼ばれます。
美味しく自由に組み合わせを楽しめるものが『サンドイッチ』です。

サンドイッチの発祥

諸説ありますが、サンドイッチの発祥は18世紀のイギリスにまでさかのぼります。
名前の由来は、イギリスの貴族ジョン・モンタギューにあると言われています。
ジョン・モンタギューは、政治家であり、また熱心なカードプレイヤーでした。
ある日、カードゲームに夢中になっていた彼は、食事のためにゲームを中断したくなかったそうです。
そこで、召使いに「パンにお肉を挟んだものを持ってくるように」と命じたといいます。
この食べ方は手軽でありながら満足感も得られることから、周囲の人々も「サンドウィッチと同じものを」と頼むようになり、次第にこの料理は「サンドイッチ」と呼ばれるようになったと言われています。

サンドイッチの魅力

・手軽に食べられる。

パンに具材を挟んだシンプルな構造のため、ナイフやフォークを使わずに片手で食べられます。
そのため、忙しい朝食やランチ、外出先での軽食として重宝されています。また、包装しやすいため、お弁当やピクニック、ビジネスシーンでも便利な食事です。

・具材やカタチの自由度が高い

サンドイッチは、パンにいろいろな具材を挟むことで、多様な味を楽しめるのも大きな特徴です。
シンプルなハムやチーズのサンドイッチから、野菜たっぷりのヘルシーなもの、ボリュームのあるカツサンドやクラブサンド。
さらには、フルーツサンドのようなスイーツ系まで幅広く活用できます。使用するパンの種類も、食パン・バゲット・ベーグル・ピタパンなど多くあります。
こうした自由度の高さが、世界各地で独自のサンドイッチ文化を生み出しているのです。

・味や栄養バランスを調整しやすい

サンドイッチは、組み合わせる具材次第で味わいや栄養バランスを調整しやすいのも魅力です。
具材をそれぞれで食べるよりも、一緒に口にすることで、複雑な味わいや食感を楽しむことができます。
野菜を単体で食べるよりも、他の具材と合わせることで食べやすさも増します。
野菜を多めにしてビタミンや食物繊維を、卵やチキンを加えれば、さらにたんぱく質も補えます。
また、全粒粉パンを使うことで、小麦粉だけのパンよりも食物繊維やミネラルを取り入れることも可能です。
このように、目的に応じて栄養やカロリーをコントロールできるのもサンドイッチのいいところです。

ORDER

サンドイッチを美味しく作るための順番とは?

どんな種類でもおいしいサンドイッチですが「パンが水っぽくなり食感が悪くなってしまった。」「切ると形が崩れてしまった。」という失敗談がありませんか?
実は、サンドイッチがベチャッとしてしまうのは、具材を重ねる順番が大きくかかわっている場合が多いのです。
そこで、水っぽくならない方法を、サンドの定番具材である「BLTサンドイッチ」にて挟む順番をご紹介。

BLTサンドイッチの王道

ベーコン・レタス・トマトの頭文字を取り名付けられた「BLTサンド」。
上記具材にパンを足した4つの具材で作られるアメリカを代表するサンドイッチです。
ベーコンをカリカリにするのか、軽くソテーするにとどめるのかなど、シンプルがゆえに調理の工程1つで味わいも変わる奥深さもあります。
また、具材を追加で入れられることも多い懐の深さも併せ持つサンドイッチの代表格です。

ORDER食材をはさむ順番

まずは下準備として、パンの断面にバターやマーガリンなどを塗ることをオススメします。
そうすることで、パン生地の水分吸収を抑える効果が得られます。
とはいえパンにバターを塗ってはいるものの、直接水分量の多い食材とパンが隣になると生地が水分を吸収してしまいます。
まず準備段階で、レタスやトマトなどを洗った際はキッチンペーパーなどで水分をしっかりとふき取りましょう。
そして、今回のBLTの具材の中では、特にカットしたトマトの水分を意識しないといけません。
順番としては下から、パン→レタス→トマト→ベーコン→パンの順にはさむことで、トマトの水分をパンから遠ざけます。

複数の食材をはさむ場合のPoint

接触する食材同士がくっつきやすい順番にすることもサンドイッチのクオリティを上げるポイントになります。
このBLTの場合、トマトとレタスを重ねただけだと、カットする時に滑りやすくなりますが、間にソースをはさむことで安定します。
ソースなどの粘性も持ち合わせた食材は調味料としての役割もあり、野菜やシンプルな具材の味を引き立てる役割も担いつつ、作業面でも活躍します。
粘性の強いものであれば、パンに直接塗ることも可能ですが、粘性の少ないさらっとしたソース類はパンから離すことをオススメします。

油脂のお話

前述のように、パン生地の水分吸収を抑えるためにバターやマーガリン・マヨネーズなどの油脂を塗りますが、水分が少ない具材をはさむ際にも塗っていただくことをオススメします。
バター等にもソース類と同様に具材同士の接着効果があります。
予め塗ることで、そのままはさむよりも、よりパンと具材の一体感を楽しむことができます。
また、元がパンと相性のいい食材ですので、よりパンの美味しさが引き立ちます。

プロの裏ワザ

BLTのレタスのように、サンドイッチに葉物野菜は定番の具材です。
せっかくの新鮮な葉物野菜も、時間の経過と共にシャキシャキ感がなくなってしまうことも。
そんな時には「トレハロース」がオススメです。
トレハロースとは2つの分子のグルコース(ブドウ糖)が結合した還元性を持たない二糖類です。
自然界の多くの動物や植物、微生物の中に存在する成分で「パン酵母」や酒酵母などの微生物にも含まれています。
「澱粉老化抑制」の高い糖で、様々な機能性の中のひとつ「保水性」を持ち、化粧品や入浴剤にも使用されるぐらいの非常に高い「保水力」があります。

使用方法

トレハロースを3%程度(水1Lに対してトレハロース大さじ3杯)溶かした水に、野菜をしばらく浸して水を切ってからお使いください。
シャキシャキ間の持続や褐変しにくくなる効果があります。
※お店でこの手法をされる場合は、添加物表記に「トレハロース」が必要となります。

STANDARD

サンドイッチの定番具材

サンドイッチには様々な具材があります。ここでは、定番の「ハム・ベーコン」「チーズ」「ソース」に加え、人気上昇中のアイテムをご紹介させていただきます。
多くのプロが使用してるアイテム達を、ぜひお試しくださいませ。

ORDERハム・ベーコン

ハムやベーコンは、サンドイッチの大定番具材。
シンプルなハムサンド・BLTサンド・ベーコンエッグサンドなど、主役の具材として大活躍。
黒コショウやマスタードでアクセントをつけると、味がしまって、よりおいしさが引き立ちます。

カントリーローストスライス 500g

ハム

国産豚ロース肉の表面を軽くローストすることで、あっさりとしていながらも上品な味わいが楽しめます。
チーズ類との組み合わせがオススメです。

ボンレスハムスライス1.5mm 500g

ハム

ボンレスハムを直径約11cm、1.5mm幅にスライスしてあります。 サンドイッチにもピッタリの四角型で、あっさりとしつつも豚肉の旨みをしっかりと味わえます。

熟成乾塩ベーコン(スライス) 500g

ベーコン

乾塩(かんえん)製法という、約2%の塩を含んだ香辛料を一定の濃度になるように測定し、豚ばら肉1枚ずつに手で擦り込みます。
時間をかけて肉から余分な水分が排出されるので風味豊かな味わいが特徴です。

しまうたステーキRB7 スライス 1kg

ベーコン

沖縄ハムならではの伝統製法が引き立つ、厚さ7mmのボリューム感のあるベーコンです。
ジューシーさや噛み応えがあるアイテムです。

Meets MEAT! 肉加工品カタログ

パンと関りの深い食材でもある「ハム・ソーセージ類」
その味わいや特徴はメーカーによって様々です。
パン用だけでなく、お料理などにも使いやすいことから様々なお客様からのご注文も!
当店がセレクトさせていただいているハム・ソーセージ・ベーコン、そのほかお肉を使ったママパン厳選の「MEAT」なアイテムをご紹介。

ORDERチーズ

ハムやベーコンとも相性が良く、サンドイッチの名脇役と言える食材です。
スライスチーズは食材同士をつなぐ役割も果たし、クリームチーズはバターの様にパンに塗れば水分移行対策としてもご使用いただけます。

チェダースライス75 586g(42枚入)

チーズ

イギリスの代表的なハードタイプチーズのチェダーが80%以上入ったスライスチーズです。
チェダー特有の色合いが、見た目にも映えるサンドイッチに仕上がります。
そのままはもちろん、加熱してシズル感を出すのもオススメです。

BUKOクリームチーズ ソフトタイプ 300g

クリームチーズ

デンマーク産のクリームチーズで、フレッシュでナチュラルな味わいが特長です。
安定剤なども使用していないクリームチーズです。
冷温状態でも柔らかく作業性に優れており、サンドイッチにピッタリのアイテムです。

北海道3種チーズのクッキングベース 500g

デリカフィリング

北海道産のチェダー、マスカルポーネ、クリームチーズを計25%使用した、フレッシュな乳味とチーズのコクと旨味が感じられるクッキングベースです。
生食も可能で、チーズソースとしてのご使用もいただけます。

GMミックスシュレッドチーズ 1kg

シュレッドチーズ

ゴーダチーズとモッツァレラチーズを使用したマイルドなコクと穏やかなクリーミーさ、糸引き性の良さを併せ持つ、バランスのとれた風味が特徴のナチュラルチーズです。
ホットサンドなどの加熱時には、シュレッドチーズがオススメです。

チーズ特集

専門店があったりスーパーで手軽に買えたりと、年代を問わず人気のチーズ。
一言で"チーズ"といってもタイプは様々。
フレッシュタイプから熟成タイプまで、それぞれの代表的なチーズの紹介や分類をまとめました。

ORDERソース

野菜など食材をそのままはさむことが多いサンドイッチに、より深い味わいを付与するのが「ソース」です。
酸味・辛味・甘味など、目指す味わいに応じてソースを使い分けるのが美味しいサンドイッチのポイントです。また、粘性も持ち合わせたものは接着剤の役割もありあります。

シードルヴィネガーマスタード粒

マスタード

マスタードの粒が大きく、量も多い、シードルヴィネガーの酸味と爽やかな香りが特徴です。
シンプルにそのままパンに塗るだけでも美味しくお召し上がりいただける高級感あふれるマスタードです。

はちみつ・バルサミコマスタード 200g

マスタード

辛口ディジョンマスタードにはちみつとバルサミコヴィネガーを合わせたハニーマスタードです。
ソフトな辛さとわずかにスパイシーな香り、ほのかなはちみつの甘さとバルサミコヴィネガーの芳醇な香りが加わった贅沢な味わいが楽しめます。

タルタルソース 1kg

マヨネーズ

ソースの定番であるタルタルソースも、サンド用ソースとしてオススメです。
鶏肉・白身魚・野菜類との相性が特によく、食感にも変化をもたらします。

具沢山フィリング アボカド(ワカモレ) 500g

デリカフィリング

アボカドに食感のよいたまねぎを加え、マヨネーズやスパイス等で味を整えたワカモレ風フィリングです。
酸味のあるソースに、玉ねぎの食感とアボカドのマイルドさは肉・魚・野菜と多くの食材とマッチします。

オリーヴドゥリュックカタログ

南仏出身のリュック・ドゥマンジュ氏が自ら現地で選んだ、プロヴァンスの香りを感じさせるオリーヴドゥリュックのこだわりの食材をお届けします。
できるだけ添加物を使わず、古くから伝わる伝統製法で作られる、安心と美味しさを追求した選りすぐりの食材は、有名ベーカリー、デリカ、レストランでも使用される自信の商品ばかりです。

ORDERサンド具材

他にも人気のサンド具材やパンをご紹介。どれも手軽で人気の素材ばかりです。

BBQ プルドポークバーボン 500g

BBQ

バーボンの香り高いスパイシーでスモーキーなソースの味わいと豚肉のジューシーで柔らかな食べ応えが楽しめるだけでなく、余分な脂が落ちているため驚くほど食べやすい仕上がりです。

BBQ プルドポーククラシック 500g

BBQ

ハインツケチャップ&リーペリンソースで仕上げたBBQソースにアメリカ南部のケイジャン風味を合わせた、まさに王道の味わいと豚肉のジューシーで柔らかな食べ応えが楽しめるだけでなく、余分な脂が落ちているため驚くほど食べやすい仕上がりです。

タコスミートT 500g

惣菜

沖縄のソウルフード「タコライス」が手軽に食べられるタコスミートです。

スモークサーモンスライス 500g

魚介類

脂がのったチリ産の銀鮭を使った冷凍のスモークサーモンです。 使いやすいようスライスされているので、解凍するだけで簡単に美味しくお召し上がりいただけます。

サンド用パニーニ 85g×8

冷凍生地

焼き目ありのパニーニ用の半焼成冷凍パンです。
パニーニとは、イタリア発祥の温かいサンドイッチのことを指し、焼き目とスライスが入っているため、パニ―ニグリル無しで簡単にサンドイッチが作れます。

OTHERS

サンドイッチのQ&Aと必需品

SOLUTIONお悩み「切ると形が崩れてしまう」の解決法

サンドイッチを作る手順に加え、もう一つのお悩み「切ると形が崩れてしまう。」お悩み。
その解決法は、まずは完成したら少し上からおさえるようにして、きつめにラップで包みます。
そして冷蔵庫で10分ほど寝かし、パンと具を馴染ませます。これをラップごと包丁で切れば形は崩れません。
ラップに包んだままお弁当箱に詰めれば、食べるときも手が汚れません。
この基本を踏まえれば、具が変わっても、失敗のないおいしいサンドイッチが作れます。

WRAPPINGワックスペーパーでおしゃれに

水にも油にも強いワックスペーパーは、サンドイッチにはもちろんお弁当作りなどにも便利なアイテムです。
ナチュラルな風合いと素朴な見た目は、敷いたり仕切ったりと大活躍です。
ワックスペーパーの上からカットすれば、見た目にも映えます。
ベーグルサンドのような丸い形のサンドイッチも、四角いものと同じ要領で包むことができます。
「崩れにくい」「食べやすい」「乾燥しにくい」のいいことづくしですので、是非お試しください。

手順①

ワックスペーパーの中心にサンドイッチを置きます。

手順②

紙の上下の端をサンドイッチの上で合わせて2回たたみます。

手順③

左右の端を2回折って三角形に折ります。

手順④

完成。固定したい場合は、折り込んだほうをマスキングテープなどを使ってください。

PACKAGING三角サンド

お出かけの際や商品陳列などに欠かせないラッピング包材。
使い勝手の良い透明な無地袋は、商品を良く見せるだけではなく乾燥お防ぐことができます。
サンドイッチ幅が60mmあるので、カツサンドやフルーツサンドなどの厚みあるサンドイッチにおすすめです。
パン屋さん、カフェ、喫茶店でのサンド販売のほか、テイクアウトやデリバリーでもご活用いただけます。

ユニコン
LS-T9 W 10枚入

容器

本体とフタが分離しない一体型タイプのフードパックです。
本体とフタがはめあわせて閉じたままの状態にすることができる、嵌合タイプです。

ユニコン
LS-AB 透明 10枚入

容器

本体とフタが分離しない一体型タイプのフードパックです。
本体とフタがはめあわせて閉じたままの状態にすることができる、嵌合タイプです。

ユニコン
LS-AB W525 10枚入

容器

英字プリントがおしゃれな本体とフタが分離しない一体型タイプのフードパックです。
本体とフタがはめあわせて閉じたままの状態にすることができる、嵌合タイプです。

SANDWHICH RECIPE

サンドイッチ レシピ

サンドイッチはベーカリーやコンビニなどでも通年楽しめるものですが、季節感も出しながら「今」を楽しめる味わいにするのも楽しみの1つです。
季節ごとのサンドイッチのレシピや組み合わせをご紹介させていただきます。

SEASON SANDWHICH

季節を彩るサンドイッチ

SUMMER

TANDOORI CHICKEN SANDタンドリーチキンサンド

夏らしくスパイシーなタンドールチキンを使用。
マヨネーズ+マスタード+カレー粉で、よりカレーの風味を楽しめる仕上がりにしています。
サンドに使用したパンは、夏にぴったりな塩ベーグル。

塩ベーグル

タンドールチキン 500g

MELON BREAD SANDメロンパンサンド

手軽さが魅力の冷凍パン(メロンパン)を、さらに美味しくアレンジ!

Sメロンパン

サンモアホイップ

冷凍フルーツ

ORIGINAL RECIPE

プレーン×定番ベーコンレタスサンド

Recipe

毎日食べたくなる飽きのこないシンプルなテーブルブレッドで作る定番サンドイッチ。

ニューヨークルーベン
サンドイッチ

Recipe

ライ麦パンにコンビーフ、ザワークラウト、スイスチーズ、ロシアンドレッシングを挟んでグリルしたアメリカ・ニューヨーク発祥の人気サンドイッチ。コールスローやチェダーチーズなどお好みにアレンジしていただくのもオススメです。

ピタパン
(ポケットブレッド)

Recipe

イタリア料理のひとつであるピザの起源とも言われており、古くから中東や北アフリカの方々に愛されているピタパン。リーンなパンなので、あらゆる具材との相性が良くアレンジは多種多様。お好みの材料でお楽しみください。

プロヴァンス風
バインミー

Recipe

ベトナムのサンドイッチであるバインミーをプロヴァンス風にアレンジ。パストラミビーフや酢漬け、とうがらし入りのにんにくマヨネーズなど個性豊かな食材にもマッチし、芳ばしいパンの風味をしっかりとお楽しみいただけます。

CONTENTS

サンド用パンを手軽に!
冷凍生地特集

Contents

米山雅彦×くらもとさちこ
「土から考えるパンづくり」講習会レポート

Report