- お支払金額合計
- 0円(税込)
- 東京都は送料無料まであと
- 0円(税込)
"ココロ・カラダに、おいしい毎日"
05
基本のシュー・
ア・ラ・クレーム
ぷくっと膨らんだ形と軽い食感が特徴のシュー生地。
上手に焼き上げるには、生地の作り方はもちろん絞り方が重要なポイントになります。
白鳥の形のシーニュ作りを通して、2種類の絞り方と紙コルネの使い方をマスターしましょう!
シュー・ア・ラ・クレームは、フランス発祥のお菓子です。
バター、小麦粉、水、卵を使った生地を焼き上げ、中にできた空洞にクリームを詰めて仕上げます。
焼きあがったシュー生地の姿がキャベツに似ていることから、フランス語でキャベツを意味するシュー(chou)とクリームを意味するクレーム(crème)を合わせて「シュー・ア・ラ・クレーム(chou à la crème)」と呼ばれています。
日本でも、明治の終わり頃には「シュークリーム」という名前で広く親しまれ、馴染み深い洋菓子です。
今回は、生地を雫形や逆S字形に絞り出してデコレーションすることにより、白鳥の形に作るシーニュ(スワンシュー)をご紹介。
※シーニュは「Cygne」と書き、白鳥を表すフランス語です。
シュー・ア・ラ・クレームのアレンジとして古くから親しまれ、日本では店頭に並ぶことが減ってきましたが、近年はレトロなお菓子として人気が再燃しています。
2種類の方法で生地を絞る工程が含まれるので、シーニュを作ることで絞り方の練習にもなります。
白鳥の首部分はチョコプレートやケーキの飾りに。
胴体部分はケーキデコレーションの飾り絞りに。
それぞれの絞り方が幅広い用途に応用できます。
シーニュを習得することで、お菓子作り技術の幅が広がります。
今回のピックアップ道具
uses tools
長方形の紙を図のように折り、折り目に沿ってナイフやカッターで切ります。
カットした時に、直角の部分が二カ所残る形にしましょう。
三角形の頂点から底辺に垂直におろしてきた辺りが絞り口となります。
直角になっている側から絞り口が頂点になるように円錐状に巻き、入口となる部分を親指と人差し指ではさみます。
反対側も絞り口が頂点なるように巻き付け、たるまないように押さえます。
紙をはさんだ親指と人差し指で内側を押して外側を引くことで、隙間がないように先を絞り込みます。
美味しいポイント
Point
・バターと水を沸騰させたら火を止め、ふるっておいた薄力粉を一気に加えて手早く混ぜ合わせる。
・粉気がなくなってから再び加熱して火煉りしていく。
・生地がひとかたまりになって、鍋底に薄い膜が張るようになるまでが目安。
火煉りしてから卵を混ぜ合わせて生地が出来上がりますが、その際の硬さがポイントです。
絞る前に生地の硬さを確認しましょう。
木ベラで生地をたっぷりと持ち上げた際、3秒程度で綺麗な逆三角形に落ちる程度が目安です。
・生地を絞り出している時は、口金の位置を動かさないようにする。
※口金を回したりすると、とぐろを巻いてしまいキレイに焼き上がりません。
・最後は生地を絞り出さずに軽く回して口金を離す。
・絞り出した後に角が立っていれば、先を濡らしたフォークなどで押さえて表面を整える。
胴体用
・絞り袋を約30°に傾けて絞り出す。
・丸形と同じように、絞り出している間は口金の位置を動かさないようにする。
・最後は回さずまっすぐ引き抜く。
※引き抜いたところが白鳥の尾羽部分になります。
・上面に角が立っていれば、先を濡らしたフォークなどで押さえて表面を整える。
首用
・紙コルネを使用し、同じ太さを意識してリズムよく逆S字に絞る。
・頭部にあたる部分は、小さく丸く絞ったところから左斜め下へ引いてくちばしを作る。
レシピはこちら
Recipe
スワン(白鳥)の形をした、ちょっぴり特別なシュークリーム。
見た目は繊細ですが、基本のシュー生地の絞りを変えてパーツを作るだけでできるので、初心者の方でも気軽に挑戦できます。
しっかりとポイントを押さえて、大切な人へのおもてなしにもピッタリな、スワンシュークリームを作ってみませんか。
Basic bread Key
こちらもCheck!