北海道十勝地方小麦畑レポート2025

北海道小麦ヌーヴォー

12周年を迎える
「北海道小麦ヌーヴォー」

2025年、今年も待ちに待った北海道小麦ヌーヴォーの季節がやってきました。
今年の解禁は10月11日土曜日です。

小麦ヌーヴォーをプロデュースするアグリシステム株式会社様より、今年の小麦畑のお写真と播種期~収穫時期のコメントをいただきました!

2025年の小麦畑

播種期は雨天が多く平年より若干播種が遅れましたが、その後は平年よりも気温がかなり高く越冬期までに生育量がかなり多くなりました。
※播種:小麦の種子を土にまく作業を指します。

5月下旬から6月初めの低温を除き概ね高温であったため、平年よりも生育がかなり早く進みました。
その結果、生育が旺盛になりすぎ例年より倒伏が多くなりました。
※倒伏:風雨などの外力によって小麦の茎が折れたり、倒れ伏したりする状態のことです。

また、登熟直前の7月上旬は真夏並みの気温が続き、登熟が急激に進んだため平年より6日早く成熟期を迎えました。
それにより収穫は過去最速日を記録。
※登熟:出穂・開花後に、穂の中にできた実(穀粒)が肥大し、デンプンなどの成分が蓄積されて熟していく過程のことです。

当初は旺盛な生育量から大豊作も期待されましたが、熱波により登熟期間が短くなったことと倒伏が多かった影響により、子実が十分に太りきれず「きたほなみ」「ゆめちから」「はるきらり」は、平年比でやや豊作となりました。

2025年度ママパン取り扱い商品

ママパンでは全6種類の新麦をお届けします。
原料は北海道十勝産を100%使用しており、収穫後農薬不使用(ポストハーベストフリー)です。

10月11日解禁!

ヌーヴォー 北海道ゆめきらり

北海道十勝産「ゆめちから」、「はるきらり」、「きたほなみ」をブーランジェリー仕様にブレンドした国産小麦粉です。
職人の創造性と表現力を最大限に引き出すキャンバスとなるように高い製パン性と耐性を兼ね備えています。

10月11日解禁!

ヌーヴォー 十勝ゆめぶれんど

「ゆめちから」、「キタノカオリ」、「きたほなみ」をブレンド。
十勝産小麦らしいもっちりとした食感のパンにピッタリです。
全粒粉タイプをブレンドすることでさらに風味を引き出せます。

10月11日解禁!

ヌーヴォー モンスティル

北海道十勝産の新品種「はるきらり」の特徴である、高い製パン性とやさしい甘みを活かし、バランスよくブレンドしました。
フランス語で「俺流」を意味する「モンスティル」という名前の通り、作り手によって違う個性と表現力を存分に引き出してくれる、様々な可能性を感じさせる準強力粉です。

10月11日解禁!

ヌーヴォー スム・レラT70

北海道十勝産小麦を使用し、加工適正を低下させる硬い外皮のみを取り除いて石臼挽きにした小麦粉、スムレラです。
低い温度で挽く石臼挽きなので、豊かな香りと甘味などの自然な小麦の風味が感じられます。上品な風味と扱いやすさ、明るい粉色が特徴です。
もちもちとした食感が特徴の北海道産小麦粉ですが、重すぎる食感にならないよう、灰分値を調整しています。

10月11日解禁!

ヌーヴォー キタノカオリ全粒粉

北海道十勝産キタノカオリ品種を使用した粗目全粒粉です。
人気品種であるキタノカオリを丸ごと石臼で挽き、野趣的な風味をお楽しみいただけます。

10月11日解禁!

ヌーヴォー オーガニックライ麦

オーガニックでは初のヌーヴォー。
十勝産かつオーガニック栽培でつくられた貴重なライ麦です。
ライ麦独特の風味により今までにないパンが表現できます。また、栄養価も豊富です。

Komugi Nouveau

小麦ヌーヴォー

北海道小麦ヌーヴォーとは

ワインに「ボジョレー・ヌーヴォー」があるように、小麦にも「ヌーヴォー」があるんです。
北海道で7月~8月に収獲された小麦を最短期間で製粉し、その年に収穫・製粉した小麦の香り・味を楽しむのが「北海道小麦ヌーヴォー」。
収穫したてのヌーヴォー小麦を通じて「育てる人、つくる人、食べる人」がつながり、ヌーヴォー小麦の美味しさを広める活動です。

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