中川農場

中川農場

音更町 中川農場

中川さん

2日目最後にお伺いしたのは音更町にあります中川農場さん。
55ヘクタールもの畑をお一人で育てられている中川さん。大規模農場での有機栽培のパイオニア的な存在です。
自然農法で、畑の1/3を緑肥にしながら、しっかりとした土づくりや準備をして育てられています。


まずはスペルト小麦の圃場を見学させていただきました。

中川農場 中川農場

「古代小麦」といわれるスペルト小麦ですが、実際には現代的に進化をしています。中川さんはその中でも古代寄りのものを育てられています。
写真では少しわかりにくいですが、圃場内では背の高いところ、低いところがあり、それは「地力の差」とのこと。石の多い場所であったり、その場所の力が成長に作用しているのを見せていただきました。

中川農場 中川農場

スペルト小麦は、きたほなみ同様に芒(のげ)が短い様でした。また、根本には緑がいっぱい。

続いて「愛の小麦」の圃場を見学させていただきました。

中川農場
この愛の小麦は、「ブレ・ドゥ・ポピュラシオン 」複数の小麦品種を同じ畑で一緒に混播(こんぱ)している圃場です。
気候や土によって、毎年品種の優位性変わり、その年の味わいを楽しめます。
中川農場 中川農場

きたほなみ、ゆめちから、スペルト小麦数種類、ライ麦が一緒に育っていました。
この圃場では別品種が互いに助け合いをするのか、穂発芽にも強いとのことです。
まるで現代の多様性の完成図のようなものが圃場の中にあるようでした。こちらの圃場も緑がいっぱいなのが印象的でした。

最後に「きたほなみ」の圃場を見学させていただきました。

中川農場 中川農場

白樺並木の1本道が続く丘の上の圃場。
きたほなみの圃場が並んでいて、草の生え方も違い、「今でも失敗はする」と育てることの難しさを実際に見せていただきました。

中川農場
※大豆
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※テスト中の畑

きたほなみの横にはとても綺麗な畑で大豆が育てられていました。
また、不耕起栽培とは逆で、常に耕起し続けるとどうなるのかというテストをされている畑も見せていただきました。

中川農場 中川農場

ご自身のつくられたものをみんなに共有したい。
コツコツと常に選択をし続けた結果。
全体の進化のために技術を伝えていく。
そういった内容のお話をたくさんしていただきました。

パンをつくる時に試行錯誤をするように、農家さんも試行錯誤をされているということを教えていただきました。

中川農場

小麦が育つことは奇跡。愛の循環の結果として作物も土も地球にある。
スピリチュアルであり、リアル。
お話を聞いていて、そう感じました。