九州小麦畑レポート 2023
熊本県玉名市「ミナミノカオリ」熊本製粉株式会社

栽培に手間をかけ、プレミアムと呼ばれるための基準値をクリアした
ミナミノカオリ100%「新麦 Premium T」

梅雨入り前の2023年6月某日熊本県玉名市。

黄金色に輝く小麦畑。
今年の収穫時期は雨に見舞われ、生産者をはじめとし、私たちは天候の回復を祈るばかりでしたが、無事に収穫の時期を迎えることができました。

さて、今年収穫された小麦(ミナミノカオリ)の状況につきましてご説明をいたします。

2023年12月頃播種(種まき)があり、順調な生育でした。
底冷えのする2023年2月。麦踏みの様子はこちら。

苗の部分を踏むことにより、麦の内部の水分量が少なくなることで、寒さや乾燥に強くなるのだそう。
今年もたくましく、強く成長してほしいと祈るばかりです。


麦踏後、寒さが続いたこと、また雨が少なく乾燥だったため、順調だった生育もやや遅れが生じました。
しかし、春先になると、温かい日が続き、冬の生育の遅れを取り戻し、順調な生育となりました。

2023年4月、小麦の花が開花時期を迎えました。
自然の緑の絨毯。風に揺られてゆらゆらと優雅に揺れる姿は本当に美しいものです。

2023年5月末、収穫時期を迎えました。
今年は収穫期に雨に見舞われ、前半の収穫は順調でしたが、後半は雨降り後の収穫となりましたが、無事平年並みに収穫することができました。

収穫量は平年並みにあります。

ママパンでは今年も新麦コレクションに参加させていただきます。
レポート中の九州産の小麦ミナミノカオリ。
その中でもパン用で、さらにタンパク量の高い「Premium T」は、これから乾燥~選別~製粉などの工程を経て、今年も新麦として8月上旬に皆様のお手元にお届けできる予定です。

テキスト・写真提供:熊本製粉株式会社

新麦コレクションとは


穫れたての小麦。
挽きたてのおいしさ。を楽しむイベントです。
新麦と呼ぶことができるのは、当年産で製粉から2ヶ月以内の小麦だけ。
穫れたてだからこそ感じられる、新鮮な小麦の味わいと美味しさをお楽しみください。